アクア豊胸について



アクアフィリング、アクアリフト豊胸について教えてください。

 

この質問はhttp://kirei-kyokasho.com/aquafilling-4640に書かれている疑問とお客様から寄せられた質問についてお答えしています。

Q. アクアフィリング、アクアリフトの豊胸歴史を教えてください。

ポリアクリルアミドは生体適合性にある医療材料でソフトコンタクトレンズなどに使用されています。ポリアクリルアミドゲルはポリアクリルアミドに水分を含ませ、ゲル状にしたもので、旧ソビエト連邦時代から膝関節に注入するヒアルロン酸の代替医療材料として30年くらい使用されてきました。また、ポリアクリルアミドゲルは美容に分野でもヒアルロン酸に替わる皮膚軟組織充填剤や豊胸術での内容物として使用されてきた歴史があります。ソビエト連邦崩壊後にはチェコ共和国、ウクライナ共和国でポリアクリルアミドゲルが生産されてきました。それぞれ生産国でアクアフィリングまたはアクアリフトと命名されてEUに出回るようになり、中国や韓国を経由して日本でも流通するようになりました。日本でも同様の名称が用いられ、豊胸術に使用されています。アクアリフトは先発品で、アクアフィリングが後発品といわれており、それらの成分はほぼ同一で、ポリアクリルアミド(2~4%)と生理的塩化ナトリウム溶液(96~98%)で作られているゲルです。しかし、それらの添加剤に違いがあり、それぞれのゲルの水素イオン濃度(pH)が異なります。アクアリフトの水素イオン濃度(pH)はやや強酸性の3で、アクアフィリングのそれは中性で7前後です。ポリアクリルアミドゲルによる豊胸術でできた乳房はほぼ生来の乳房と変わらない柔らかさです。

A.

Q. しっかりした仕入れ先からアクアフィリング、アクアリフトを購入しているクリニックを探すことが重要だと先生はおしゃっていますが、具体的にどうしたらいいのですか?私の知人が大手の美容外科でアクアフィリング豊胸をしたら、1週間と持たなかったという方がいます。どんなことに注意して施術していただくクリニックを選べばよいのでしょうか?

アクアフィリングのメーカー認定の輸入代行店はシーアンドジェイカンパニー(http://www.candj.co.jp/)で、アクアリフトのメーカー認定の輸入代行店はインポートメディカルジャパン:IMJ(http://www.imj-med.com/)とPRSSJapan(http://www.prss.jp/)です。アクア豊胸の施術を受ける前にクリニックの先生にアクアフィリング、アクアリフトをどこの輸入代行店から仕入れたかを聞いて頂くことが重要です。特に、アクアフィリング、アクアリフトが上記以外の輸入代行店から仕入れされていた場合ではアクアフィリング、アクアリフトを注入して1か月以内に注入量がほぼ無くなった場合に保証があるか聞いていただくことが大事です。

A.

Q. ホームページに書いてある価格と実際価格が違うことが多いのですが、なぜこのようなことが起こるのでしょうか?また、どうしたらいいのですか?

まず、すぐ手術を決めないで、見積もりを取ることです。少なくとも3つのクリニックから見積もりを取ってください。見積もりになかに余分なものがないかが重要です。例えば超音波ガイド下の注入ですが、これは基本的に必要ありません。笑気麻酔も原則必要とは考えられません。痛み対策にはセルシンなどの内服で脳内のセロトニン濃度を上昇させればよいと思います。静脈麻酔も当然必要ありません。静脈麻酔はかえって危険です。

A.

Q. アクアフィリング、アクアリフトは体のなかではどうなるのだろうか?アクアフィリング、アクアリフトってどんな物質ですか?体に入れても大丈夫なのですか?

ともにポリアクリルアミドと呼ばれる物質です。コンタクトレンズなどに使われていて、生体に馴染みやすい物質です。

A.

Q. アクアフィリング、アクアリフトは、98%の水分と2%のポリアミドで出来ていて、生理食塩水を加えることで溶解されるって言われていますが、実際はどうなのですか?

アクアフィリング、アクアリフトは、98%の水分と2%のポリアミドで出来ていますが、生理食塩水を加えても流動性(柔らかさ)が増すだけで、溶解はできません。

A.

Q. 体の中でアクアフィリング、アクアリフトは変化しないのですか?

5~8年間の間でゆっくりと体の中でおそらく、活性酸素により短いポリアクリルアミド鎖に切断され、肝臓に運ばれて肝臓の酵素で分解され、尿に排泄されると考えられます。したがって、重症の肝障害を持病で持って見える方には施術をお勧めしません。

A.

Q. アクアフィリング、アクアリフトの水素イオン濃度、pHに?違いがありますが、pHはなぜ重要なのですか?それともあまりpHの違いは意味がないのでしょうか?

ゲルのpHの違いは重要だと考えています。ゲルが酸性の方が感染症を起こしにくいので、フィラーとしてはアクアリフトをお勧めします。

A.

Q. アクアフィリング、アクアリフトで注入するとお乳の中がどうなるのですか?

図1Aにアクアフィリング、アクアリフト豊胸前の乳房の縦断面をしめします。クーパー靭帯が乳腺と皮膚、大胸筋膜を連結しており、乳房が垂れないよう支えています。アクアフィリング、アクアリフトを乳腺と大胸筋膜の間に注入すると図1Bに示したようにクーパー靭帯を残して疎性結合組織(ひっぱったりすると容易にはがれる組織)に入り込みアクアアクアフィリング、アクアリフトで満たされた空間ができます。このときクーパー靭帯の細いものが断裂し、帆と鋳物しか残らず、またアクアフィリング、アクアリフトにより進展されて、クーパー靭帯も細くなります。図1Cに示したように注入したアクアフィリング、アクアリフトの周囲に1か月くらいで1~2mmの線維性皮膜ができ、注入されたアクアフィリングが安定化します。触っても被膜はわかりません。
図1A.手術を受けていない乳腺とその周囲組織図1B.アクア豊胸後の乳腺 図1C.アクア豊胸後約一か月後

A.

Q. アクアフィリング、アクアリフトを注入すると乳腺は固くなるのですか?

出血さえしなければヒアルロン酸のように固くなることはありません。

A.

Q. 先生のところで乳腺再生豊胸をやられていますよね。アクアフィリング、アクアリフト豊胸と乳腺再生豊胸とはどう違うのですか?

図2に示したように乳腺再生豊胸では乳腺組織と脂肪組織が増えます。乳腺や、脂肪組織の体積が増えてもクーパー靭帯が細くなったり、切れたりすることはなく、むしろクーパー靭帯は太くなります。図2.乳腺再生豊胸後の乳腺とその周囲組織

A.

Q. アクアフィリング、アクアリフトがヒアルロン酸とどう違うのですか?

ヒアルロン酸を使用した豊胸はすぐ吸収されてなくなるか、吸収されずにヒアルロン酸が残ると図3に示したようにヒアルロン酸が乳腺の間に入り込んで分解せず、ヒアルロン酸から水分が周囲組織に吸収されて固くなります。クーパー靭帯も少し伸展されて少し細くなります。

図3.ヒアルロン酸豊胸後の乳腺

A.

Q. アクアフィリング、アクアリフトと脂肪豊胸はどう違うかのですか?

脂肪豊胸では注入した脂肪の80%くらい残るといわれていますが、実際には30%くらいしか残りません。脂肪豊胸後には図4に示したように乳腺組織の体積は増えません。移植で脂肪組織は増加しますが、一部がしこり(オイルシスト)になります。クーパー靭帯も細く伸びてしましまう可能性があります。

図4.脂肪豊胸後の乳腺

A.

Q. シリコンジェルバッグによる豊胸とアクアフィリング、アクアリフトによる豊胸はどう違うのですか?

図5A、図5Bにシリコンジェルバッグによる豊胸を示します。図5Aは乳腺下法でシリコンジェルバッグを乳房に挿入した場合を示しています。シリコンジェルバッグ周囲に固い被膜が形成されます。またクーパー靭帯はおおよそ切断されますので、お乳が垂れる原因になります。また、シリコンジェルバッグは重力で下の方に下がりますから、乳房の下部の付け根あたりの皮膚が薄くなり、シリコンジェルバッグを簡単に触れるようになることがあります。図5Bは大胸筋下法によるシリコンジェルバッグ豊胸を示しています。おおよそ乳腺下法によるシリコンジェルバッグ豊胸と同じですが、クーパー靭帯は断裂しません。しかし、長年にわたりシリコンジェルバッグを挿入することで大胸筋が委縮したり、肋骨が圧迫され、骨折する可能性があります。

図5A3

 

図5B.シリコンジェル豊胸後の乳腺とその周囲組

A.

Q. シリコンバッグによる豊胸とアクアフィリング、アクアリフトによる豊胸は見た目と触った感じではどう違うのですか?

図5A、Bで示したようにシリコンバッグによる被膜はアクアフィリング、アクアリフトによる被膜よりも厚く、シリコンバッグによる豊胸でできた乳房はアクアフィリング、アクアリフトによる乳房より固く感じられます。また、見た目でもシリコンバッグによる豊胸でできた乳房は寝た場合でも盛り上がっていて不自然です。一方、アクアフィリング、アクアリフトによる乳房はアクアフィリング、アクアリフトが柔らかい物質なので寝た場合でも自然に扁平化して、不自然な隆起を感じられません。また、シリコンバッグジェルは手術で摘出しないと除去することができませんが、アクアフィリング、アクアリフトは特殊な吸引によって容易に体外に取り出せます。

A.

Q. シリコンバッグによる豊胸とアクアフィリング、アクアリフトによる豊胸ではお乳が垂れやすいと思うのですが?

大胸筋下シリコンバッグによる豊胸では乳腺、大胸筋と胸郭の間にシリコンを入れるので大胸筋がしっかりしていないと乳房下垂が起こります。乳腺下シリコンバッグ豊胸では乳腺のクーパー靭帯を切りますから、大胸筋膜と乳腺基底部に何の結合もなくなりますから、大胸筋下シリコンバッグ豊胸よりもお乳が垂れやすいと言えます。一方、アクアフィリング、アクアリフトによる豊胸ではアクアフィリング、アクアリフトを乳腺と大胸筋筋膜の間に入れますが、クーパー靭帯などの乳腺が下垂しないように支える組織はかなり温存されますので、片側200グラムより多い量のアクアフィリング、アクアリフトを入れない限りはお乳が垂れにくいと思います。

A.

Q. アクアフィリング、アクアリフトで豊胸すると、とろけるようなもっちりバスト、見た目も感触も自然なバスト、とかとにかく柔らかく、脂肪注入におとらないほど理想のナチュラルさ、とか大量に注入しても硬くならないといわれていますが、本当ですか?

注入の仕方によっては固くなります。出血しても固くなりますし、アクアフィリング、アクアリフトを入れすぎても固くなります。必ずしも、とろけるようなもっちりバストになるわけではないのでそうならかったらすぐにご相談ください。すぐ対応すれば必ず、とろけるようなもっちりバストになります。

A.

Q. アクアフィリング、アクアリフトによる豊胸で乳腺が固くなった場合同治療していただけるのですか?

乳腺周囲だけが固い場合は出血を疑い、止血剤をお出しします。1~2週間、あまり胸を触らないようしていただきます。アクアフィリング、アクアリフトを入れすぎていて、マッサージをしても効果がない場合は5グラムほどアクアフィリング、アクアリフトを抜くと柔らかくなります。他院でアクアフィリング、アクアリフトを注入された方でもご相談に応じます。予防としてはアクアフィリング、アクアリフトを入れた後、固いと思ったら術後1~2週間の間にマッサージに来院していただきます。

A.

Q. どれくらいの量のアクアフィリング、アクアリフトでどれだけ乳房が大きくなるのですか?

アクアフィリングまたはアクアリフト50グラムを注入すると約0.8カップ乳房が大きくなります。100グラムのアクアフィリングまたはアクアリフトを注入すると約1.6カップ大きくなります。

A.

Q. アクアフィリング、アクアリフト注入で乳房の形は整えられますか?

アクアフィリング、アクアリフト注入ではおおよその形にはできますが、図6にアクアフィリング、アクアリフト豊胸前後の乳房の外観を示します。図6Aは術前の乳房を示します。図6Bはアクア豊胸後の乳房の外観を示します。図6Bに示したように乳房下部、外側、内側はアクアフィリング、アクアリフト注入で乳房が進展しにくい時があります。このような場合、例えば、胸の谷間を作りたいとか、乳輪より下の方のお乳を大きくしたい、乳輪より外側のお乳を大きくしたいなど細やかな形については無理があります。そのようなご要望には当クリニックでは乳腺再生豊胸でお答えしております。ここに乳腺再生豊胸溶液を注射すると皮下組織が進展し、図6Cのように乳腺再生豊胸で形が整った乳房が出来上がります。 図6A.術前図6B.アクア豊胸後に乳腺再生豊胸注射施行図6C.ハイブリッド豊胸後の乳房

A.

Q. アクアフィリング、アクアリフト注入で麻酔はどういう麻酔を使用しますか?

通常は、脳内セロトニンを上昇させて痛み。不安を感じにくくするセルシン5mg経口投与したのち、局所麻酔薬で浸潤麻酔して、痛みをとります。その後注入します。痛みに不安な方は笑気麻酔を行いますが、あまり効かないとおっしゃる方も見えます。静脈麻酔では万が一事故が起こると死亡することがありますので、当クリニックではアクア豊胸には静脈麻酔はお勧めしません。

A.

Q. アクアフィリング、アクアリフト豊胸では超音波で見ながらアクアフィリング、アクアリフトを注入しないと失敗するのですか?そういうやり方が必要なのですか?

超音波で見ながらアクアフィリング、アクアリフトを注入する方法を超音波ガイド下の注入と呼びますが、これが必要な先生は全くのど素人です。乳腺下にアクアフィリング、アクアリフトを注入するのに超音波ガイドは必要ありません。

A.

Q. 手術の詳しい施術方法を教えてください

局所麻酔薬を使って麻酔後に図1Aに示すように腋窩(脇の下)から直径3mm、長さ25~30cmの針を使用します。

皮下組織を通して針先が乳腺の基底部、乳頭の真下まで達するように針を挿入します。

図2Aの赤い四角で囲んだところは針の刺入部です。図2Bに刺入部の拡大を示します。

アクアフィリング注入針の刺入方向

図1Aアクアフィリング注入針の刺入方向

 

針の刺入部位の拡大

図2A 針の刺入部位の拡大

 

図2 B 針の刺入部位の拡大

図2 B 針の刺入部位

 

拡大皮膚割線に沿って皮膚を切開した後、切開部位を適切に縫合すると切開の傷が残らないように切開創が治癒することが知られています。アクアフィリング、アクアリフト注入針を皮下に通すとき、皮膚割線に沿って3mmほど切開するので針の痕が残りません。図3Aの赤い四角で囲んだところはアクアフィリングまたはアクアリフト注入針の刺入部です。 図3Bはアクアフィリング、アクアリフト注入針の抜去後の針の刺入のために切開した創部の拡大です。 図3Cはアクアフィリング、アクアリフト注入針の抜去後の針の刺入のために切開した創部の皮下縫合を示します。 糸の結び目が皮下に埋まってしまうように糸を結びます(図3D)。   この適切な皮下組織の縫合で図3Eに示すように切開創は閉鎖してしまい、皮膚縫合をする必要はありません。この傷は1週間で治ってしまいまったく傷跡は残りませんのでご安心ください。

皮膚割線と切開創の関係

図3 A 針の刺し入れ部位の拡大

 

皮膚割線と切開創の関係

図3 B 皮膚割線と切開創の関係

 

皮膚割線に沿った切開創での皮下縫合

図3 C 皮膚割線に沿った切開創での皮下縫合

 

皮下割線に沿った切開創での皮下縫合 での縫合糸の皮下組織への埋設

図3 D 切開創で皮下縫合での縫合糸の皮下への埋設する

 

ア

図3 E 皮下割線に沿った切開創の皮膚縫合を必要としない

A.

Q. アクアフィリングまたはアクアリフトの注入の傷は残らないのですか?

脇からアクアフィリングまたはアクアリフトを注入した傷は1週間で治ります。全く無くなるのに3~12か月かかります。

A.

Q. アクアフィリングまたはアクアリフト注入後の経過を教えてください。

乳房マッサージは3日後から行っていただきます。痛み止めを服用してマッサージをお願いしています。また、止血剤、抗生物質も服用していただきます。

術後1週間で乳房が固いと感じたら来院していただきます。来院時にマッサージを行います。

A.

Q. アクアフィリング、アクアリフト豊胸はどれくらいで安定するのですか?

1か月で注入したアクアフィリング、アクアリフトの周囲に1~2mmの線維性皮膜ができ、注入されたアクアフィリングが安定化します

A.

Q. アクアフィリング、アクアリフト豊胸の持続期間はどれくらいですか?

アクアフィリング豊胸の持続時間ではアクアフィリングのメーカーは8年くらい持つといっております。

A.

Q. アクアフィリングまたはアクアリフトは乳がん検査に問題を生じるのですか?

アクアフィリングまたはアクアリフトではヒアルロン酸のようにゲルの移動、炎症、断片化 浸潤もありません。またPH3と非常に高品質です。フィラー成分にはカルシウム成分は入っていない為、乳がん検査時に特に支障はありません。

A.

Q. アクアフィリング、アクアリフトは簡単に除去できるのでしょうか?

アクアフィリング、アクアリフトは特殊な吸引によって簡単に体外に排泄できます。

A.

Q. アクアフィリングまたはアクアリフトは乳房以外に注入することができますか?乳房に入れるアクアフィリングまたはアクアリフトを例えば、隆鼻に使用したり、おでこにしわやほうれい線に打ったり、あごに打ったりできませんか?また、お知りに打ったりできませんか?

アクアフィリングまたはアクアリフトゲルは原則脂肪組織中に注入しないと合併症を高頻度で起こすと考えられます。そうするとお尻に打てるではないか思われますが、注入することはできますが、アクアフィリングまたはアクアリフトを注入した部位を圧迫したり、伸ばしたりすると1か月くらいで注入したアクアフィリングまたはアクアリフトが無くなってしまうと思われます。お尻に注射するなら乳腺再生豊胸溶液で脂肪組織が増加するので効果が長続きします。お尻には乳腺再生豊胸溶液の注入をお勧めしています。

A.

Q. アクアフィリング、アクアリフト豊胸の合併症にはどんなものがありますか?

術後1~2週間注入部位の痛みを覚えますが、鎮痛剤服用で対応可能です。また、出血はほぼ見られませんが、術後には、抗生剤、止血剤、痛み止めの服用をお勧めします。また、痛みと同時に上肢を挙上できないこともありますが、鎮痛剤服用で軽快してゆきます。入れすぎるとお乳が垂れます。また皮下にポリアクリルアミド(アクアフィリング、アクアリフト)を注射すると皮膚から触ってわかる固いしこりとなります。ポリアクリルアミド(アクアフィリング、アクアリフト)は顔など脂肪組織の少ないところに打てば肉芽腫ができる可能性がありますので、ポリアクリルアミド(アクアフィリング、アクアリフト)は乳房の脂肪組織にしか打てないものと考えていただくのがよいと思います。

A.

Q. アクアフィリング豊胸はFDA承認を取れていないと言われていますが、本当ですか?

FDAはアメリカの厚生省みたいな機関ですが、FDA承認は取れていません。しかし、FDA承認が取れていないから危険とは言えません。日本の医薬品の多くもFDA承認を受けていません。FDA承認を受けていないからアクアフィリング、アクアリフトはヨーロッパで製造、流通認可(CEマーク)を受けていますので、すぐに危険ということにはなりません。英文の文献も見当たりませんが、旧ソビエトから約40年間関節にアクアフィリング、アクアリフトの成分であるポリアクリルアミドを注入していて大きな問題はないようです。(http://www.bioform.ru/index.html)。またポリアクリルアミドはアクアミドとして日本国内でもまだ使用しているクリニックがあるようです。

A.

Q. 他のサイトでアクアフィリング豊胸の文献が見当たらないということを聞いたのですが、本当ですか

本当です。開業医は使用しても論文を書かないので、アクアフィリング、アクアリフトがあまり使われていないということにはなりません。日本では2~3年前から使われ始めたようです。最近、大手の美容外科が使い出してから急速に広まりつつあります。

A.

Q. ある先生がアクアフィリング、アクアリフトについての安全性を示すデータがないと言われていました。本当ですか?

安全性を示すデータはあるのですが、それを信じていいかという問題があります。

私の取引先では、IR検査、MRI検査を開始しました。結果がでましたらここで報告させていただきます。

A.

Q. ある高名な先生がアクアフィリング、アクアリフトはアクアミドと同じだと言われていますが本当ですか?その先生によると、長期にみていくとカプセル拘縮を起しますとおっしゃっています。本当ですか?

アクアミドとポリアクリルアミドは同じものですが、水分保有量に差があるかもしれません。その先生の言われているのはアクアミドをいれた部位での話です。アクアミドは顔などに使われているようです。アクアフィリング、アクアリフトは胸に入れるのでカプセル拘縮は起こしにくいと考えられますが、長期経過を見ていないので何とも言えません。

A.

Q. アクアフィリング、アクアリフトは人の体にとって本来存在しないものですね。シリコンバッグのようにカプセル拘縮は必ず起きるのではないでしょうか?

いい質問です。人の体にとって本来存在しないものや、存在しても量的に多いものは異物として認識され、被膜で包み込んでしまうようです。アクアフィリング、アクアリフトも生体内に注入すると被膜で覆われます。この被膜をカプセルと呼ぶのですが、シリコンやヒアルロン酸などの場合と違い皮膜は2~3mmの膜のようです。ポリアクリルアミドに似たPerformというポリアキルアミドゲルも国内で流通していますが、この物質によってできる被膜も2~3mmと薄いようです。被膜が薄いとカプセル拘縮をおこしにくいのでそれほど心配しなくていいと、今のところ考えています。

A.

Q. 海外の先生、主にアメリカの先生もアクアフィリング、アクアリフトによる豊胸を勧めていません。何故ですか?

アメリカでFDA承認をアクアフィリング、アクアリフトが取っていないので、アメリカの先生は使用できません。したがって、使用したことがないので勧められないということでしょう。

A.

Q. 別のサイトでは“豊胸手術をお考えの方は安全性が確認されている「シリコンバッグ豊胸」や「脂肪注入豊胸」を検討すべきです。豊胸手術を検討中の方はぜひ「豊胸手術の種類・効果・リスクの正しい知識と選び方」を読んでください。効果やリスクについて方法別で詳細にご説明しています。疑問や不安が解消され、脂肪吸引を受けるべきかどうか、どの方法で受けるべきか判断できるはずです。”と言っています。先生はどうして脂肪豊胸やシリコンバッグ豊胸よりもアクアフィリング、アクアリフトの豊胸を勧められるのですか?

脂肪豊胸やシリコンバッグ豊胸よりもアクアフィリング、アクアリフトの豊胸を勧めている訳ではありません。アクアフィリング、アクアリフトの豊胸ではカプセル拘縮が起きるかもしれないと言われていますが、長期的に見た合併症としては、わたしもカプセル拘縮がおこる可能性も否定できないと考えています。シリコンバッグ豊胸でカプセル拘縮が起これば手術でシリコンバッグを取りださないといけません。アクアフィリング、アクアリフトは脂肪吸引針で腋窩付近から局所麻酔で摘出できますのでアクアフィリング、アクアリフトの除去はシリコンバッグ除去より簡単です。脂肪豊胸はいい方法ですが、脂肪吸引をしないといけないし、脂肪豊胸後の脂肪残存率は豊胸後12か月で30%前後です。希望する乳房の大きさにするのに2回ぐらいは脂肪豊胸を受けなければならない場合が多く、費用も200万円ぐらいかかります。脂肪豊胸で作った乳房は授乳で委縮しますし、しこりができたり、石灰化したりします(「脂肪豊胸について教えてください」をお読みください)。また、脂肪豊胸は高価ですが、豊胸しても胸が大きくならないこともあります。アクアフィリング、アクアリフトの豊胸は価格の安いクリニックでは200,000円ぐらいで1カップ必ず大きくなります。

A.

Q. 私の知人が大手の美容外科でアクアフィリング豊胸をしたら、1週間と持たなかったという方がいます。先生は“アクアフィリングは8年以上持つのではないか”といわれましたがどうお考えですか?

流通しているアクアフィリング、アクアリフトには粗造品があるようです。ポリアクリルアミドはアクリルアミドがアミド結合により鎖のように連なったものです。この鎖が長いほど消失しにくいので、注入後に無くなってしまうアクアフィリングはこの鎖が短いポリアクリルアミドが多く含まれていたと考えられます。しっかりした仕入れ先からアクアフィリング、アクアリフトを購入しているクリニックを探すことが重要です。

A.

Q. 先生はアクアフィリング、アクアリフト豊胸では今後何が大切だと考えていますか?

長期的な問題はカプセル拘縮だと思います。アクアフィリング、アクアリフト豊胸を受けた方は1年に1回は施術者の医師を訪れ、拘縮が起きていないかチェックしてもらうべきです。またアクアフィリング、アクアリフトは片側に200g以上注入すると乳房下垂を起こす可能性がありますのでご注意ください。

A.

Q. アクアフィリング、アクアリフト豊胸を施術して、先生は何がアクアフィリング、アクアリフト豊胸のデメリットとお考えですか?

まず乳房の左右差をあまり矯正できない、特に形を整えられないと思います。またアクアフィリング、アクアリフトは乳房の上の方に入りやすく、乳房の皮膚の余りがない方は乳輪より下方にアクアフィリング、アクアリフトが入りにくいようです。また、谷間も作りにくいです。乳房のデザインには非力です。

A.

Q. アクアフィリング、アクアリフト豊胸のメリットは何ですか?

ダウンタイムがほぼないこと、価格の安いクリニックでは200,000円くらいで1カップ必ず大きくなることです。長期的に豊胸効果が持続し、不要になったら比較的容易に除去できるところがお客様にとって良いところと思います。

A.


以上、アクアフィリング、アクアリフト豊胸について簡単にお話ししましたが、さらに疑問がある場合はお答えしますのでメールでお尋ねください。またアクアフィリング、アクアリフトに関する安全性を示すデータが入手できましたら、ここで可及的速やかに公開する予定です。

記事の内容はいかがでしたでしょうか?


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